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高雄市、観光促進団来日、2008年までに年間200万人の誘致目指す

  • 2003年9月2日
 高雄市市長の謝長廷氏を団長とする観光促進団約50名がこのほど来日し、高雄市の魅力をアピールした。昨年の台湾への日本人訪問者数は約92万人で、このうち高雄市を訪れたのは約9万人である。これは台北市と比べると25%程度に留まることから、謝氏は「今後はその割合を75%まで引き上げたい」と語った。また、「2008年までに世界各国からの訪問者数を年間200万人にしたい」という意欲も示した。
 高雄市は台湾南部に位置する海洋都市で、近代工業都市としても発展する台湾第2の都市。2005年に開通予定の新幹線を利用すると、台北から約90分で訪問できることから、今後は官民一体となり各県の交通網の整備を進め、観光誘致に取り組む。なお、謝氏の立会いの下、高雄市観光協会と台湾観光促進委員会が友好会締結の調印を行った。今後は相互の交流を図ると共に、販売促進と情報交換に努める。