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北京市、ミッション団が来日、需要回復を目的に観光キャンペーンを開始

  • 2003年9月2日
 北京市観光局局長の于長江氏を団長とする43名のミッション団が来日し、日本における北京市観光キャンペーンの概要を明らかにした。これは、昨年の中国への日本人訪問者数である約290万人のうち50万人が北京を訪れており、日本を重要な市場と位置付け、SARS後の需要回復を目的に展開するもの。于氏は「SARSから良い教訓を得た。日本からの訪問者の受け入れには万全を期している。安心して訪問していただきたい」と語り、「2008年に北京で開催予定のオリンピックに向け、伝統と近代化を取り混ぜた新たな都市の姿を堪能して欲しい」と訴えた。
 キャンペーンはテレビ朝日開局45周年記念特別番組のロケ協力、東京都心部において電光ラッピング・トラックでの広告、15組30名を北京旅行に招待する「オープンキャンペーン」の3種類。特に、3泊4日の北京旅行に招待するキャンペーンは9月2日から11月10日までの期間、はがきと専用ウェブページで応募が可能となっており、簡単なクイズに答えるものとなっている。なお、キャンペーンの詳細は「北京市観光キャンペーン2003」のホームページへ。