ウィンザー、年間の平均客室稼働率は46%、長期滞在のシェア拡大が目標

  • 2003年8月27日
 ザ・ウィンザー・ホテルズ・インターナショナルはこのほど、開業から1年を経過したザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパの現状と今後の展望を明らかにした。年間の平均客室稼働率は46%と目標を下回ったものの、ほぼ予想の範囲内に留めることに成功した。ただし、目標を下回った要因として代表取締役社長の窪山哲雄氏は「昨年は冬の時期にアクティビティなど実施することが出来なかった」と分析。今年はスキーのゲレンデのほか、「雪と遊ぶ」をテーマとしたアクティビティを実施することで、昨年の実績を上回る平均55%から60%の稼動を狙う。
 なお、直近3ヶ月の稼動率は6月が72%、7月が78%、8月が92%(予想)で、8月の平均単価は5万6000円と予想。宿泊者の1割程度が3泊から4泊と比較的長期の滞在を楽しむ顧客を獲得できていることを指摘し、今後は「3割程度まで長期滞在者を高めたい」と抱負を述べた。