トラベルクリック、第2四半期のGDSホテル予約は19.6%減

  • 2003年8月19日
 GDSの予約状況をデーターベース化しているトラベルクリックの調査によると、2003年第2四半期のアジア・太平洋地区のGDS、および主要ホームページからのホテル予約は前年比19.6%減の90万3320ルームナイトであった。客室の平均単価(ADR)は6.7%減の114.69米ドルである。特に、アジア地域はSARSの影響により、東京を含めて軒並み減少し、北京と香港はアジア太平洋地区のルームナイト数トップ10からランク外となった。10位以内ではシンガポールの66.9%減の3万3807ルームナイトが最も大きい減少幅となり、次いでバンコクの32.3%減の2万3923ルームナイト、東京の21.3%減の8万7787ルームナイトとなった。
 なお、トップ10都市のルームナイト、およびADRの詳細は下記の通り。

▽都市/ルームナイト(増減)/ADR(増減)
1:シドニー/16万3216(15.3%増)/117.88ドル(11.7%増)
2:メルボルン/11万5445(20.8%増)/109.01ドル(10.8%増)
3:東京/8万7787(21.3%減)/173.18ドル(4.5%減)
4:パース/4万4394(29.4%増)/88.67ドル(15.4%増)
5:ブリスベン/4万3827(9.7%増)/95.15ドル(21.0%増)
6:オークランド/3万9293(34.8%増)/88.13ドル(20.1%増)
7:シンガポール/3万3807(66.9%減)/105.44ドル(10.6%減)
8:ソウル/3万3376(10.9%減)/170.85ドル(17.2%減)
9:アデレード/3万1497(36.5%)/97.00ドル(9.5%増)
10:バンコク/2万3923(32.3%減)/107.83ドル(8.5%減)