STBとSQ、共同でセミナーを開催し、リカバリーに向けた送客をアピール

  • 2003年8月19日
 シンガポール政府観光局(STB)とシンガポール航空(SQ)はこのほど、共同で「シンガポール観光セミナー」を開催した。これは、SARSで減少した旅行者数のリカバリーを目的としてシンガポールの最新情報を提供するもの。シンガポール観光局北アジア局長の小作エルシー氏は「リカバリー・キャンペーン『シンガポール・ロアーズ!』を展開し、シンガポールは元気です。安心して訪問できるデスティネーションとして、今後も協力を惜しまない」と語った。セミナーではSTBインフォメーションオフィサーの鵜野幸代氏がシンガポールの定番となる観光スポットであるマーライオン引越し後の観光客の反応や、シンガポール・ダックツアー、シンガポール動物園のナイトサファリなどインセンティブ・ツアーでのグループ料金の最新情報を提供したほか、セントーサ島の開発計画として2006年にテーマパークが開業し、ホテルやレジャー施設が建設されることを明らかにした。
 また、SQ東日本地区旅客営業部の村山利佐氏は「10月25日から成田/シンガポール線のSQ995便、SQ996便の運航を週3便で復便する」と言及し、リカバリーに向けて今後の送客を訴えた。なお、団体旅行に関しては「通常は1年前からの予約を受け付けるが、インセンティブ、修学旅行に関しては3年前から予約が可能である」とし、座席予約の際はSQへ問い合わせるようアピールした。