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スペイン、アンダルシアに新しい世界遺産が誕生

  • 2003年8月5日
 スペインのアンダルシア州にあるウベダとバエサのルネッサンス様式建築物郡が、ユネスコの世界遺産に認定された。ウベダとバエサの旧市街地は9世紀のイスラム支配時代から13世紀のレコンキスタの時代に形成され、13世紀というアンダルシアでは最も早い時期にキリスト教徒が奪還し、カスティーヤ王国に併合された街である。アンダルシアのルネッサンス様式建築の首都と呼ばれるウベダには、エル・サルバドル教会の聖具納室やサンティアゴ病院など、多くのルネッサンス様式の建物が残されている。また、16世紀に栄華を極めた街バエサにはルネッサンス様式教会の見本とされているサン・フランシスコ教会、サンタ・マリア広場に面する大聖堂など、多くの教会や宮殿が残されている。今回の認定で、スペイン国内の世界遺産は合計37ヶ所になった。