ロサンゼルス、ダウンタウン/パサデナ間の新鉄道が開通

  • 2003年7月28日
 ロサンゼルスに7月26日、新たな鉄道「ゴールド・ライン」が誕生した。これはメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ(MTA)による運行で、今回の開通により市内を走る列車は「レッド」、「ブルー」、「グリーン」、「ゴールド」の4系統になった。
 このゴールド・ラインはダウンタウンのユニオン・ステーションから、チャイナ・タウン、パサデナを通って、東パサデナ地区のシエラ・マドレ・ヴィラまでの13駅を結び、終点の「シエラ・マドレ・ヴィラ」駅へは約36分、パサデナの「メモリアル・パーク」駅へは約27分で到着する。運賃は片道1ドル35セント。ゴールドラインの開通で、ハリウッド・ハイランド、ユニバーサル・スタジオ、ロングビーチなど、市内の観光地が全てMTAを利用していけるようになり、将来的にはベニス・ビーチかサンタ・モニカへの新路線開設の計画もあるという。
 なお、ロサンゼルス観光局(LACVB)では今後、車がないと観光が不便という従来のイメージを払拭するため、「歩いて楽しめるロサンゼルス」をアプールしていく予定。