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ニューカレドニアWS開催、前年比3割増の日本人訪問客数を目指す

  • 2003年7月17日
 ニューカレドニア観光局とエア・カレドニア・インターナショナル(SB)、エールフランス(AF)は共同でニューカレドニア観光ワークショップ・セミナーを開催した。ニューカレドニアは現在、イラク戦争やSARSの影響を最小限に留めている。SB日本支社長の石川潤三氏によれば、「成田路線の予約動向は、4月から6月までは前年比8%増を推移している」という。これは昨年まで、日本/ニューカレドニア路線での日本向けの座席供給が限定されていたが、今年は50%増の座席を供給していることが大きく影響している。ただし、「7月、8月は40%増を推移し、一便あたり90%のロードファクターに達する勢い」(石川氏)であることから、今後も安定した座席を供給する。
 また、ニューカレドニア観光局日本支局次長の丸山佳明氏が現地の最新情報を提供。特に、多目的文化施設として建設されたチバウ文化センターは、神話の世界をダンスで表現するコンテンポラリーダンスが催していることを紹介し、マリンスポーツだけでなく文化や自然を堪能することができることをアピールした。先ごろ、TV番組でニューカレドニアが放映されたほか、今後も雑誌の特集記事が続々と予定されおり、追い風が吹いている。これを受け、丸山氏は「今年は対前年比で2割から3割増の日本人訪問客数を目指したい」と語り、デスティネーションの露出増が訪問客増に結実することに期待を示した。