関空、「航空機利用乗り継ぎ実態調査」を実施、国際線乗継の割合は15%

  • 2003年7月7日
 関西国際空港は昨年8月と11月に「航空機利用乗り継ぎ実態調査」を実施、このほどその概要が明らかになった。関空発着の国内線を利用する旅客のうち、国際線へ乗り継ぎ旅客割合は15%となり、平成10年度に実施した調査とほぼ同じ結果となった。この乗り継ぎ旅客のうち34.7%が東京・羽田の利用客で、次いで22.0%の福岡線、21.3%の四国各線となった。なお、乗り継ぎ旅客が利用する国際線就航地域は48.2%が東南アジア、およびアジア諸地域となっている。ただし、地域別では東京がアジア(41.6%)、福岡がヨーロッパ(36.7%)、札幌が東南アジア(41.6%)、沖縄がアメリカ(68.8%)と、国内の路線別に接続便を利用する特徴が見られる。