STB、世界最大の観覧車の建設を発表、オープンは2005年11月

  • 2003年7月1日
 シンガポール政府観光局(STB)は先ごろ、マリーナ地区に世界最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」を建設すると発表した。完成すると地上170メートルの高さになり、設置されるゴンドラの数は32基で1基あたり25人入ることができる。1周に要する時間は35分で、好天時には45キロメートル先のインドネシアやマレーシアまで見ることができるという。観覧車は新たに建設するMRTのミレニア駅にリンクし、ターミナルビルには20軒の観光関連業者が入る予定。また、団体用に40台、一般客用に300台の駐車場を整備する予定でアクセスは便利だ。
 「シンガポール・フライヤー」の総工費は2億シンガポールドル(約140億円)。2005年11月の完成を目指しており、STBではオープン初年の入場者を合計250万人、そのうち100万人を海外からの旅行者と見込んでいる。