ドバイ、東京と大阪でセミナー開催、参加者は新たな旅行商品の造成に意欲

  • 2003年6月20日
 ドバイ政府観光・商務局は「ドバイ+(プラス)セミナー」を6月12日に東京、6月17日に大阪で開催、エミレーツ航空(EK)とオマーン大使館と共にドバイの安全性や最新の観光素材、マーケットの動向のほか、ドバイをプラスした旅行商品の開発を狙い、オマーンの紹介をした。東京会場は240人、大阪は150人の参加者が説明を熱心に聞き入ったほか、ツアーオペレーターと旅行会社との商談会の時間に資料を収集するなど新たな旅行商品の造成に対する意識の高さが窺えた。
 東京会場ではドバイ政府観光・商務局駐日代表の赤井豪太氏とマーケティング・マネジャーの槙島公氏がマーケット動向を紹介、2002年のドバイへの日本人訪問者数は前年比25%増の3万人となり、初めて3万人を超えると共に、これまでの目標であった訪問者数を達成した。2003年は順調に拡大する市場をさらに広げることを目的に、OL層を主なターゲットとして、治安の安全性や新しいデスティネーションとしての魅力をアピールした。
 エミレーツ航空(EK)は新任の東日本地区支店長、神山智氏を紹介し、旅客営業部主任の林達也氏が10月26日から関西/ドバイ線を増便し、新たに日曜日のフライトが加わること、また、2010年にエアバスA380を100機保有する計画であることなど事業拡大を積極的に進める方針を明らかにした。
 また、オマーンからオマーン大使館1等書記官のハビーブ・アルラワティー氏が同席し、オマーン情報省駐日代表の岡上圭子氏がオマーンの自然や遺跡などの観光的魅力を説明した。