バリ島、4月の日本人訪問者数は61.2%減の8789人

  • 2003年6月16日
 バリ観光協会によると、バリ島への4月の日本人訪問者数は61.2%減の8789人であった。バリ島への訪問者数は10月の爆破事件以降、12月から3月まで徐々に訪問者数が伸びてきていたものの、ここに来て新型肺炎(SARS)などの影響が及んだものと思われる。全世界からの旅行者数も4月は前年比48.8%減の5万3726人。
 現在、外務省はナングル・アチェ・ダルサラム州、マルク州、北マルク州、パプア州、中部スラウェシ州、東ヌサトゥンガラ州に関しては「渡航の是非を検討してください」以上の危険度を継続しているが、ジャカルタ、バリ島などに関しては「十分注意して下さい」へ引き下げている。
 なお、2002年10月以降のバリ島への日本人訪問者数は下記の通り。

▽日本人訪問者数(対前年比)
10月/2万2517人(10.4%増)
11月/6633人(41.2%減)
12月/9825人(38.8%減)
1月/1万 290人(33.0%減)
2月/1万5605人(23.3%減)
3月/1万6089人(30.3%減)
4月/8789人(61.2%減)