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香港、SARS対策で飲食店連合が自主規制、基準クリアで「安全マーク」を付与

  • 2003年6月16日
 SARSにより苦境に立たされた香港だが、発生例もほとんど見られなくなり先月末に渡航延期勧告も解除され、都市は昔の活気を取り戻しているという。そのような中、香港の多くの飲食店が所属する「香港飲食業連合総会」は10項目の「安全基準」を設け、その基準を満たしている店には「安全マーク」を掲示している。その安全基準とは、(1)手のアルコール消毒液の提供、(2)共同の取り箸、スプーンとフォークの提供、(3)アルコール消毒ティッシュの提供、(4)全ての食器の消毒と使い捨て箸の使用、(5)接客時のマスク着用、(6)おしぼりの代わりにウェットティッシュを提供、(7)お手洗いへの液体石けん、手を拭くティッシュと乾燥機の設置、(8)一日2回の床掃除、入口への消毒カーペット設置、(9)1時間ごとのトイレ清掃、(10)全スタッフの出勤前の体温チェックである。安全基準を満たしているレストランはウェブサイト(http://r11.smp.ne.jp/u/No/8582/4637A17A_3208/030613_04.html)で検索可能(中国語・英語のみ)。「安全マーク」の画像は(http://r11.smp.ne.jp/u/No/8582/4637A17C_3208/030613_06.html)へ。