ニュージーランド、4月の訪問者数は前年比17%減の1万1088人

  • 2003年5月23日
 ニュージーランド観光局によると、4月の日本人訪問者数は前年比17.4%減の1万1088人であった。前年比減は3ヶ月連続となる。ニュージーランドでは新型肺炎(SARS)の感染者が報告されていなかったが、影響を受けたものと思われる。ただし、語学留学を目的とする学生の出発が4月に集中、主要旅行会社の4月分の予約が前年比30%から50%減を推移する状況であることから、ニュージーランド観光局ではSARSの影響が最小限であったと分析している。
 なお、オークランド空港で体温測定カメラを試験的に設置、SARSに関する質問事項を加えた入国カードを導入するなど、ニュージーランドの主要空港においてSARS対応を整えている。