グアム観光局がサマーキャンペーン発表、27万人の集客目指す

  • 2003年5月14日
 グアム政府観光局は、イラク戦争や重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響で落ち込んだ旅行需要を回復させるため、7月から9月の期間、「グアム・サマー・キャンペーン」を実施する。具体的には、ファミリーやOLをターゲットに、12万人(3ヶ月間)に抽選で商品をプレゼントすることを目玉に、旅行者の目をグアムに向けさせていく考えだ。
 プレゼントされる商品は1等がコンチネンタル航空とノースウエスト航空のグアム往復航空券(160名)、2等はグアム3泊4日のホテル宿泊券(160名)、3等がTシャツ(12万人)。申込はグアム島内のツアーデスクやホテルのカウンターの他、チェックイン時に配布されるチラシをみせるだけでもよい。さらにプレゼントだけでなく、同期間中にはサマーシュノーケリング・キャンぺーンやビーチ・パーティなど様々なイベント、フェスティバルを用意して、サマーキャンペーンを盛り上げていく。このキャンペーン告知のため、一般消費者を対象に新聞、テレビなどを使い、集中的に広告を掲載していく予定。
 グアム政府観光局では、こうしたキャンペーン活動を行うことで、キャンペーン期間3ヶ月間で27万人の日本人旅行者の集客数を目標としている。グアムへの日本人旅行客の割合はファミリーが60%、OL20%、その他20%であり、ファミリーへの取り込みがこのキャンペーンの成功の鍵となっている。