マレーシアのイエン観光副大臣が来日、安全性を訴える

  • 2003年5月12日
 マレーシアのダト・ン・イエン・イエン観光副大臣を団長とするマレーシアセールスミッションが来日し13日、都内のホテルで会見したイエン副大臣は、SARS問題について「マレーシアはWHO感染国のリストには入っていない。政府は旅行者の安全のため様々な対策を講じている」として旅行者の安全性を強く訴えた。
 また旅行需要のリカバリーについては「SARS後のプロモーションの施策を現在検討中」であることを明らかにし「様々なプログラムを2〜3ケ月の期間、集中的に行いたい。具体的には、ホテルや交通機関など観光関連機関などと協力し割引価格などを打ち出していくことになろう。そのためのパッケージツアーなど旅行会社からのアイデアをいただきたい」と語り、旅行会社との協力関係の必要性を強調した。
 マレーシアへの日本人旅行者数は、昨年は35万人だが、現在日本人旅行者の倍増計画を進めており、「年間100万人を是非とも達成したい」としている。