バイエルン州、観光セミナーで宮殿や僧院を会場とした音楽観賞を紹介

  • 2003年4月15日
 ドイツ観光局はバイエルン州観光セミナーを開催、バイエルン州の旅行商品を企画・販売する上でのポイントを紹介した。ドイツ観光局の2003年のテーマは「音楽の国ドイツ」であり、特にバイエルンの州都ミュンヘンには世界的なオーケストラが多く、コンサートやミュージカルの都市として有名であるとアピールした。宮殿や僧院をミュージカルやコンサートの会場として利用するなど、通常の音楽鑑賞と違った楽しみもある。
 音楽以外の観光素材では、200以上ある個人所有の城を訪問して城主の説明を受け、パーティーをするツアーを提案した。そのほかブダペストまで続く「シシィ街道」、グルメやハイキングが楽しめる「チーズ街道」、ガラス工房の見学ができる「ガラス街道」などそれぞれの特色を生かしたツアーを設定できる街道を紹介した。また、業務渡航やインセンティブ・ツアーでは宮殿での会議や、ドイツ最高峰のツークシュピッツでアルプスの山々のパノラマを楽しむパーティーを提案した。なお、バイエルン観光局ではホームページ(http://www.sales.bavaria.by [英語、ドイツ語のみ])で旅行会社への情報提供を行っている。