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マレーシア・キャンペーン発表会を開催、旅行需要促進を働きかけ

  • 2003年4月10日
 マレーシア政府観光局(MTPB)は10日、「マレーシア・キャンペーン発表会」を第一ホテル東京(東京・新橋)で開催、首都圏からリテーラー約400人が参加した。MTPB日本局長代理ラフィダ・イドリス氏はイラク戦争や急性肺炎などが旅行業界へ大きく影響していることに触れ、「マレーシアは最善の予防策を行い、旅行者への安全に万全な体制を整えています。マレーシアへの旅行需要促進のため、今後も継続的にリカバリーキャンペーンを実施していきます」と述べ、出席したリテーラーに協力を訴えた。また、MTPBマーケティングマネジャー徳永誠氏は主要ターゲットとして、20代後半から30代のOL、熟年、修学旅行を挙げ、重要デスティネーションでは、ビーチリゾートとしてランカウイ、ペナン、コタキナバル、シティリゾートではクアラルンプールなどのプロモーションに一層力を入れていく考えを強調した。
 リカバリーキャンペーンでは、日本航空(JL)が「JAL Enjoy!マレーシア」キャンペーンを展開するほか、マレーシアが日本アセアン交流年2003年の担当月である6月には、高島屋や丸ビルでイベント「ボルネオ・セールス・ロード・ショー」を開催、さらに「Malaysia Truly Asia」キャンペーンを今後も継続するなど、旅行会社、航空会社、政府観光局の三位一体の体制でマレーシアへの旅行需要を強力に働きかける。この中で、4月から開始する「JAL Enjoy!マレーシア」キャンペーンは特に目玉となるもので、期間は9月末まで。参加ホールセラーのツアーに参加する旅行者に割引クーポンなどの特典が付く最新のガイドブックをプレゼントする。現在新たなリカバリーキャンペーンを計画中で、国際情勢をみながら5月上旬に発表する予定。