浙江省、観光ミッションが来日、自然・文化的観光資源をアピール

  • 2003年3月19日
 浙江省人民政府、浙江省旅遊局、現地旅行会社からなる政府・旅行関連業の代表団110名が来日、日本人観光客の誘致を目的とした観光説明会を開催した。浙江省の観光テーマは「詩情の江南・水墨の浙江」で、自然と文化が融合する独特の観光素材をアピールした。浙江省には国家が認定する杭州西湖、千島湖、天台山、普陀山、などの風景名勝区が11ヶ所、自然保護区が4ヶ所、浙江省が認定する方岩などの風景名勝区が35ヶ所、国家認定と省認定のリゾートが12ヶ所あり、美しい自然に恵まれている。また、お茶、シルク、漢方薬などの国家認定の専門博物館や、揚子江流域古文明を代表する余姚河姆渡文化遺跡などの文化的観光資源も豊富である。
 2002年に浙江省を訪れた日本人観光局は26万人を越える。浙江省旅遊局局長の紀根立氏は「上海から省都・杭州へは高速道路を利用し2時間で着く。また5月28日から杭州/名古屋線にチャーター便が就航することもあり、日本からのアクセスはより便利になる。自然と文化に恵まれた浙江省へぜひ訪れていただきたい」と日本人の誘致を呼びかけた。