ウィンザー、台湾に雪の中で挙式を行うホワイトウエディングをアピールへ

  • 2003年3月12日
 北海道の洞爺湖畔に立つウィンザーホテルはこのほど、開業から9ヶ月の現状を報告した。現在までの稼働率は45%であるが、当初から客室の高稼働ではなくブランドの確立を重視した方針を貫いている。このことから、客単価は5万円を超える水準を保ち、当初の想定を上回るものとなっている。今後の課題は冬のリゾート地としての認知度を高め、集客を狙うこととしている。
 また、インバウンドに関してザ・ウィンザー・ホテルズ・インターナショナル代表取締役社長の窪山哲雄氏は「アジア市場は特に北海道にとって重要。現在はシンガポール、台湾、香港が重要な市場と見ている」と語り、「台湾には積極的に営業を展開している」という。今後もインバウンドの需要の拡大を積極的に進める意向で、「外国人宿泊客の比率は現在約1割5分。今後は3割程度までに引き上げたい」としており、台湾市場に向け雪が一面に広がる中で挙式を行うホワイトウエディングをアピールする。