ハイアット、グランド・ハイアット東京の開業で相乗効果を期待

  • 2003年3月6日
 ハイアット・インターナショナル・コーポレーションの副社長リチャード・ホワイト氏がこのほど来日、今後の同ホテルの営業方針を語った。来月4月25日にはグランド・ハイアット東京のオープンを予定していることから、リチャード氏は「世界で展開する『グランド・ハイアット』のブランドイメージの拡大につながる」と期待、世界各国で展開するハイアット・ホテルズへの相乗効果も高いと想定する。
 東京でのハイアット・ホテルズのブランドはグランド・ハイアットのほか、「パーク・ハイアット東京」「センチュリー・ハイアット東京」と3つのプロパティである。今後の営業展開では「センチュリーはビジネス客がターゲット。パーク・ハイアットはパーソナルタッチの溢れるサービスとヨーロッパの香り漂う落ち着きを楽しむ方、グランド・ハイアットは総客室数390室で直営のレストランが10店舗あることから人々の動きをはじめとするダイナミックさを楽しむ方が主要な顧客となる」と語り、「パーク」「グランド」両ブランドの違いは客室数の規模による大きさと顧客のホテルでの過ごし方の違いとし、パーク・ハイアットがOL層に人気があることと同じようにグランド・ハイアットの今後の営業展開に自身を覗かせた。