チャーミングホテル、5年後に加盟ホテル500軒と世界規模の増加が目標

  • 2003年3月4日
 ザ・チャーミング・ホテルズのルイジ・デ・シモーネ氏がこのほど来日、今後の方針を語った。同ホテルは現在、18ヶ国に90軒の加盟ホテルを集めるホテル・チェーン。現在、営業所はローマ、ミラノ、ニューヨーク、ダラス、ロンドン、フランクフルト、東京となっており、3年後に250軒、5年後に500軒と世界規模で加盟ホテルを増やすことが目標である。また東京からも今年中に2〜3軒の加盟を見込んでおり、今後は京都や奈良、大阪などの旅館の加盟も視野に入れている。
 同グループの加盟ホテルは個人経営のホテルが特徴。伝統と最新テクノロジーの融合、ホテル・スタッフのパーソナリティーとグループのイメージであるイタリアのライフスタイルを体現する「Charming」を堪能すること、スタッフの教育の充実とホテル経営の体質強化の3つの調和を目標とする。加盟ホテルは100室以下の小規模であり、細やかなサービスを提供することが可能である。顧客の内訳は観光客が54%と最も多く、ビジネスが26%、グループが11%であり、今後はビジネスやグループも増やす方針である。また、主要な顧客層である観光客に旅行の「Charming」を提供することを最重要課題としており、今後も観光客をターゲットとした質の高いサービスを提供する。