メキシコ、2005年までに日本人訪問客を10万人の到達を目標

  • 2003年2月28日
 メキシコ大使館およびメキシコ観光局は28日、「Newメキシコツーリズム」プレス発表会を開催した。メキシコは世界からの観光客受入数では世界第8位であるものの、日本の訪問地別の渡航者数では10位にもランクインしていないのが現状。2002年は約5万9000人の日本人訪問者数を見込んでおり、今年から2005年までに毎年25%づつの上昇で10万人の到達を目標とする長期的戦略を策定した。カンクンを中心としたハネムーン層のほかに女性同士の旅行でスパや健康をテーマとした旅行、歴史や文化を打ち出した熟年層の旅行を促進する。
 長期的戦略の一環として、昨年は東京に在日メキシコ観光局を設置した。今後はメキシコが日本から遠いイメージを払拭するようプロモーションを展開する。まず、5月上旬から東京・丸ビル内にインターネット・カフェ「Cafe ease」を開設して観光局を一時的に店内に開設するほか、「Visit Mexico」(http://www.visitmexico.com/)の日本語ホームページを設ける。