ATC、JAM2003で教育旅行とウエディングをテーマにセミナーを開催

  • 2003年2月27日
 オーストラリア政府観光局(ATC)は2月27日、「JAM(ジャパン・オーストラリア・ミッション)2003」と題したトレードショーにおいて海外ウエディングと教育旅行をテーマにセミナーを開催した。オーストラリアのウエディングは時間にゆとりのある挙式が最大の特徴。例えば現地のウエディング会社であるウェディング・エンジェル・オーストラリアは一組の挙式を平均2時間に設定しており、そのほか自然やテーマパークを取り入れるなどバリエーションが豊富であり、冬でも日本の4月頃の気候で過ごしやすい。このことから平均列席同伴率が60%とハワイ並であり、旅行会社の取扱商品として魅力的であることをアピールした。
 教育旅行では2002年度の日本から海外への修学旅行は中学・高校の合計1132校、17万6377人であった。このうちオーストラリアは171校、2万6740人で全体の15%を占め、韓国、中国に次いで第3位であった。オーストラリアが人気の理由として、治安の良さや時差が少ないこと、14の世界遺産や50以上の国立公園などの大自然が挙げられる。また、多民族・多文化国家掲げる国として国際交流に積極的であり、本場の英語に触れることができ、教育旅行に適したデスティネーションである。なお、教育・修学旅行に関する問い合わせはオーストラリア政府観光局・雨宮氏(旅行会社専用TEL:03-5214-0723)へ。