ブルガリア、新たなツアーとして修道院を巡るツアーを提案

  • 2002年12月12日
 ブルガリア大使館は日本からブルガリアへの観光促進を目的としたプレゼンテーションを開催、最新情報を提供した。昨年、プルガリアを訪れた日本人観光客数は約4600人、2002年は10月までの累計では2001年比6.12%増であり、好調な月は5月の878人、8月の749人などとなっている。さらなる観光客誘致のため、ブルガリア経済省国際観光政策局は今後の観光政策の方針として新たなツアー商品の開発、インフラの整備、観光業の人材育成を掲げている。特にブルガリアに現在も運営される150以上の修道院を組み込んだ新たなツアーが提案された。これは既存の観光のルートに修道院巡りをしながら、訪れた修道院でスタンプなどを押していくなど観光客に楽しんでもらうもの。今後は世界遺産に登録されているピリン国立公園や近年注目されているスパ・リゾートなどデスティネーションの紹介と同時に、古代ローマやオスマントルコ時代から受け継ぐ文化も積極的に紹介していく。