オーストリア西部のチロル地方の州都であるインスブルックは、ウィーン同様2000年の歴史を持ち中世の面影をたたえる古都である。インスブルックの近郊にあるベルクイーゼルの丘には1964年と1976年の冬季オリンピックで使用されたジャンプ台があり、最近改装されたことから観光スポットとして人気を呼んでいる。
　47メートルの高さにある展望台では360度のパノラマ眺望が楽しめ、パッチャーコーフェル、ノルトケッテ、ホーエ・ムンデなどのアルプスの山を見渡す事ができる。また、180人立つことができる屋上テラスがある他、展望台の下には120席を備えたパノラマ・カフェがあり、ジャンプ台を訪れる観光客で賑わっている。これら全ては毎日9時から17時まで一般公開されている。