帝国ホテル、ホテル・インペリアル・バリの運営を来年1月7日で終了

  • 2002年11月18日
 帝国ホテルは2003年1月7日をもって、バリ島「ホテル・インペリアル・バリ」の運営から撤退する。同社は現地の所有会社PT.サトリア・バリタマ社と10年契約を締結していたが、更新の取りやめを決定した。しかし、先ごろのバリ島での爆発事件とは関係なく、「テロ以前からこの方針を決定していた」(広報室)という。同ホテルは97年ごろまで年間の平均客室稼働率は70%台であったが、98年年のジャカルタ大暴動やコレラの騒動などによる観光客の減少で約50%台に落ち込み、上向く月もあったが年間平均では50%台を推移し、現在に至っている。帝国ホテルでは「お正月の予約が既に入っており、お客様への対応を済ませた上で運営受託を終了させたい」としている。