ロサンゼルス観光局、学生向けのトラベル・アカデミーを開講

  • 2002年11月14日
 ロサンゼルス観光局とダイヤモンド・ビッグ社は共同で「ロサンゼルス・スチューデント・トラベル・アカデミー(LASTA)」を2003年2月から3月の期間に開講する。これは同観光局が実施している旅行会社社員向け「ロサンゼルス・トラベル・アカデミー(LATA)」の学生版。米国カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校(UCLA)に登録されたトラベル講座で、修了者にはUCLAから修了証書が授与される。対象は観光に関連する学問を専攻、あるいは旅行業界に興味を持つ大学生や短大生、専門学校生で、ロサンゼルスの文化や歴史のほか観光プロモーションやツアープランニングの方法を学ぶ。学生の旅行業界への興味と理解を深め、将来の旅行業界を担う優秀な人材の育成を狙う。
 講座は6日間の日程で、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドで日本へのマーケティング活動の方法や現状と、現地ホテルのマーケティング担当者がホテルの運営を実地で研修するほか、ロサンゼルス観光局、現地の旅行会社の企画・手配担当者からの講義、ロサンゼルスの各エリアの課外視察などのカリキュラムが組まれている。
 LASTAは旅行商品として販売、日本旅行が主催する。LASTAの参加を含む10日間の旅行代金は31万6000円から31万9000円。2月から3月の期間に全5回催行し、各回の定員は25名である。