台湾のタロコ峡谷のタロコ国立公園で「2002タロコ中華汽車杯国際マラソン」が11月23日に開催される。これは台湾政府が行っている観光客倍増計画の一環として2000年から開始したもので、今年は台湾の大手自動車メーカーである中華汽車工業公司が主催する。同マラソンはタロコ国立公園をスタート地点とし、42.195キロのフルマラソン、21キロのハーフマラソン、5キロのジョギングの3コースに分かれている。今年はマラソン開催にあわせ11月16日に行なわれる「タロコ峡谷音楽デー」などを始め様々なイベントが催される予定で、スポーツと観光のタロコとして国際的に規模を拡大し、昨年の2倍となる約6000人の参加者を目指す。
　昨年の台湾への日本人旅行者数はテロの影響もあり97万7000人であったが、今年は現時点で70万人を突破しており、同マラソンの親善大使にタレントの間寛平氏を起用するなど、更なる日本人旅行者の増加に意気込みを見せている。日本人参加者の申込みは11月10日まで。詳細は大会事務局（TEL：886-2-2585-5659）またはウェブサイト（http://www.tarokomarathon.uline.net）へ。
　なお、ダイナスティーホリデーはマラソンの参加と応援を組み込んだツアーを企画、11月21日出発の3泊4日の日程で9万3000円の設定となっている。