フォーシーズンズ・ホテル・アンド・リゾートは先ごろ、東京都内で2軒目となる「フォーシーズンズホテル・丸の内・東京」を「パシフィック・センチュリー･プレイス丸の内」内にオープンした。これにあわせ、同グループ会長兼CEOのイザドア・シャープ氏が来日、「57室と小さいホテルだが、大きなインパクトを与える。東京のベストホテルになる」と自信を示した。
　同ホテルのターゲットはフォーシーズンズのホテルに泊まったことのあるお客で、日本人のみならず外国人客の取り込みも狙う。また、東京駅から地下道が直結しているほか、地下鉄5駅からの利用も可能とアクセスが良いことからビジネス客が主流に思われがちだが「最近は東京での出張が終わると箱根や京都に行くなどビジネスとレジャーが一緒になっている」（総支配人トレーシー･マーサー氏）と、レジャー市場も重視している。そのため、アーバンシックにデザインされた客室には、プリンター、コピー、ファックス、スキャナーが一体になった機器を設置してビジネス設備を充実させ、都内のホテルでは初めて42インチのプラズマスクリーンテレビやCD・DVDプレイヤーを設置してエンターテインメント設備も整えている。現在、オープニングレートとして12月19日までスーペリアルームで4万9000円から設定している。
　なお、ホテルについての詳細はウェブサイト（http://www.fourseasons.com/jp/marunouchi/summary/index.html）へ。