フランス政府観光局、地方の魅力を今後も積極的にメディアを通じて発信

  • 2005年10月2日
 フランス政府観光局はフランス各地の観光局、観光関連サプライヤー約40団体を集めたワークショップを開催した。現在、フランスへの日本人訪問客数は2000年から2001年は100万人前後を推移するなど堅調で、人気のデスティネーションである。多くのメディアで同国が取り上げられていることも人気を維持する理由と同政府観光局は分析する。「フランスの旅委員会」選出の親善大使である三味線演者の吉田兄弟は先ごろ、ブルターニュ地方のロリアンで開催された「ロリアン国際ケルト音楽祭」に参加し、「三味線を通して日本文化とケルト文化が溶け合い、刺激し合う場を経験したことで、いずれこの分野のミュージシャンとセッションをしたい」とフランス地方の文化に共感を示した。このもようは来年1月19日にテレビで放映される予定。同政府観光局では、今後も地方の知名度と認知度を高めるため、著名人に現地を訪れてもらうことでメディアを通じ、魅力をアピールしていく。