ラスベガス、順調な回復、平日83%、週末93%のホテル稼働率を記録

  • 2002年9月26日
 ラスベガス観光局によるとテロの影響から旅行客が減少しているものの、アメリカの他のデスティネーションに比べ順調に回復している。1月から6月までのラスベガス訪問客数は2.3%減の1770万人で、特にコンベンション目的の訪問客は3%増の320万人と前年を上回っており、今年通年の訪問客数は1.1%増の3540万人と見込んでいる。今後、新しいホテルもオープンする予定で、2003年2月に350室のリッツカールトン・アット・レイクラスベガスがソフトオープン、同年10月には1000室規模のマンダレイベイ・リゾート&カジノ新館、2004年12月にベラッジオ新館がオープンするなど、訪問客の増加を見込んだキャパシティの建設も行なわれる。
 なお、日本航空(JL)が冬季(11月以降)スケジュールにおいて、現行の週5便から週3便へ直行便を減便するが、ラスベガス観光局日本およびアジア地区代表の岡田恭輔氏は「日本からの訪問者は直行便より経由便を使うケースも多いため、さほど大きな影響はない」としている。