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MVA、新マーケティング開始、旅行会社との関係構築と基本活動を重視

  • 2002年9月24日
 マリアナ政府観光局(MVA)と日本サイパン旅行協会(JSTA)は合同でマリアナ・ワークショップとセミナーを開催した。セミナーでは来日したMVA局長ジョナス・オグレン氏が「市場競争が激しくなる中、最大市場である日本の協力が必要。そのために日本市場での活動を見直した。プロフェッショナルでメリットをもたらす関係になるよう尽力することを約束する」と語り、JSTA会長片山郁夫氏も「会員23社一体となってMVAに協力する」と日本の旅行会社の重要さを強調した。
 また、10月から正式にMVAの日本事務所代表となる小川恵一郎氏が新マーケティングプランを発表した。主要ターゲットをOL、ファミリー/シルバー(三世代)、ウエディング、ゴルフ、グループの5つに定め、キャンペーンはウエディング客向けのマリ・マリキャンペーン(通年)、ゴルフ・キャンペーン(2002年10月〜2003年4月)、子供天国(2003年夏季)、ラッキー天国の4つを実施、少なくとも6ヶ月前には旅行会社に告知する予定だ。また、旅行会社との緊密な関係構築のため、東京・大阪・名古屋を中心に定期的なセールスコールを行なうほか、年に2回の業界セミナーと、ウエディング、インセンティブに絞ったセミナーを年に4回実施するという。