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南ドイツ・セミナー、リピーターの取り込みに掘り下げたテーマを紹介

  • 2002年9月4日
 南ドイツのバイエルン観光局とバーデン・ヴュルデンベルク観光局が来日し「南ドイツ・ワークショップ2002」を開催、併設のセミナーで南ドイツの旅行商品を販売する上でのポイントを提案した。ドイツに訪れる日本人の宿泊者統計によると、約46%が南ドイツのバイエルン、バーデン・ヴュルデンベルクの2つの州に滞在している。南ドイツの主な商品は「ロマンチック街道」であるが、今後も魅力ある商品として取扱うにはリピーターを取り込む魅力的な文化や掘り下げたテーマを盛り込むことがいっそう重要になる。ドイツ観光局の西山氏は、南ドイツの魅力的なテーマとして「花と世界遺産、名城めぐり」、「ロマンチック街道再発見の旅」、「南西ドイツの花」などを提案した。たとえば「ロマンチック街道再発見の旅」はリピーターの需要を取り込めるようゆとりある旅が求められており、ローデンブルグの世界遺産やアポロ11号が地球に持ち帰った「月の石」が展示されている博物館を訪れたり、近隣の美しい花をそろえる街を組み入れるなどツアー造成のヒントを述べた。