MVA、新局長来日、マリアナのイメージを再構築、自然の魅力をアピール

  • 2002年8月8日
 マリアナ政府観光局(MVA)の新局長ジョナス・オグレン氏が来日し、今後MVAのプロモーション方針を語った。オグレン氏は1996年からロタ・リゾート&カントリークラブでセールス&マーケティング担当として勤務する傍ら、この3年間はマリアナの観光業者などから構成するMVAの諮問機関である広報・広告委員会の一員として、MVAの方針や戦略に関して助言していた。この経歴からオグレン氏は今後のプロモーション方針を「今までギブアウェイや期間限定のキャンペーンなどセールス的なプロモーションが多かったが、今後は基本に戻り、マリアナがもつ自然の魅力を訴えてイメージアップを図りたい」と述べた。サイパンでのショッピングやエステなどのリラクゼーション、テニアンでのカジノ、ロタでのエコツーリズムなど、マリアナ3島の持つ魅力を改めて訴求していく。また、今回の来日では既に日本の旅行会社への訪問を行なっているが「日本の旅行会社のプランニングスケジュールとMVAのプロモーションがあっていなかったことを認識した。スケジュールを意識したマーケティングを行なっていく」と述べ、旅行会社との関係を再構築する重要性を語った。今後は東京・大阪・名古屋でのセミナーを再開したり、2、3ヶ月に1度、日本の旅行会社とのミーティングを定期的に行なってコミュニケーション機会を設けるという。
 また、10月以降のMVAは日本における営業及びマーケティング代理店を公募していたが、現在暫定的に日本事務所を代行しているマーケティング・ガーデン?を引き続き選定、同社アカウント・ディレクターの小川恵一郎氏が日本代表を務める。