アゴダ、AIアシスタントを21市場に拡大 旅行計画から予約までアプリ内で完結

  • 2026年10月30日
Agoda

 アゴダは10月30日、旅行の計画から予約までを会話形式で支援する「アゴダのAIアシスタント」を、21の国・地域のユーザーに拡大したと発表した。9月に限定テストとして導入した機能で、日本を含むユーザーがアゴダのモバイルアプリ内で旅行先の検討や旅程づくり、予約を進められる。

 AIアシスタントは、旅行の希望を会話で聞き取りながら、宿泊施設や航空券、ツアー、観光施設などのアゴダの在庫情報と組み合わせて提案する。旅行者は候補を比較し、価格や空き状況を確認したうえで、会話を続けながら予約に進める。計画の途中でアプリや検索サイトを行き来する手間を減らす狙いだ。

 例えば「大阪で5日間の家族旅行を計画したい」と入力すると、周辺エリアの比較や飲食店・観光スポットの検索、宿泊施設や航空券の確認などを進められる。会話の中で伝えた好みや旅行の背景を保持するため、計画を再開する際に一から説明し直す必要がないという。

 旅程は「トリッププランナーキャンバス」にまとめて表示する。予約済みの内容や訪問したい場所、検討中の計画を一覧でき、旅程を確認しながら会話や選択肢のタップで内容を調整できる。

 ベータ版の分析では、AIアシスタントを利用する顧客は、ホテルや航空券、観光施設のチケット、ツアーなど複数の商品を組み合わせて予約する傾向が高いという。

 会話型AIの中核にはOpenAIのモデルを採用。飲食店や観光スポットの情報には、Google Maps Groundingを利用したGeminiを活用し、評価や写真、営業時間、所在地などを表示する。アゴダはウェブ検索も統合し、自社の在庫情報とあわせて最新情報を提供するとしている。