阪急交通社、チャブの旅行保険3商品を販売 27年4月からCRS活用、共同保険の幹事会社もチャブに

  • 2026年10月1日

 阪急交通社は10月1日、チャブ損害保険の「海外旅行保険」「国内旅行傷害保険」「旅のキャンセル保険」の販売を開始した。阪急交通社のウェブサイトのほか、電話・店頭で旅行を申し込む際に加入できる。旅のキャンセル保険はウェブサイトのみで取り扱う。

 あわせて両社は、阪急交通社が販売する旅行保険の共同保険契約について、2027年4月1日以降に出発する旅行者を対象に、チャブが提供するCRS(旅行保険同時契約システム)を活用する。現在、チャブは同契約を非幹事保険会社として引き受けているが、CRS導入後は幹事保険会社として商品を提供する。阪急交通社のDX推進の一環として、旅行販売と保険契約にかかわる仕組みを見直す。

 海外旅行保険では、傷害死亡・後遺障害のほか、ケガや病気の治療・救援費用、既往症悪化時の応急治療・救援費用、疾病死亡、賠償責任、携行品、旅行中の事故による緊急費用などを補償する。国内旅行傷害保険では傷害死亡・後遺障害、入院・通院、賠償責任、救援者費用、携行品などを対象とする。国内旅行向けでは、航空機の欠航・遅延時の宿泊費を補償するプランも2027年3月以降に販売する予定だ。

 旅のキャンセル保険は、阪急交通社の募集型企画旅行を取り消した場合の取消料実費を補償する商品。本人や親族の死亡・危篤、医師の指示による旅行中止、近親者の看護・介護、公的機関からの避難指示、空港までの交通機関の1時間を超える遅延、飼い犬・飼い猫の死亡・危篤などを補償事由としている。

 チャブは近年、旅行予約のタイミングで保険に加入できる販売チャネルを広げている。2025年2月にはエアトリの国内航空券・ホテル販売サイト「エアトリプラス」で国内旅行傷害保険と旅のキャンセル保険の販売を開始。2025年9月にはAirJapanの公式サイトで海外旅行保険と旅のキャンセル保険を航空券と同時に購入できるようにした。2026年8月には宿泊予約システム「tripla Book」にも旅のキャンセル保険を導入している。

 阪急交通社での販売開始に加え、2027年にはCRSによる共同保険契約の運用も始まることで、チャブによる旅行予約・販売プロセスと連動した保険提供の取り組みがさらに広がることになる。