エミレーツ航空、A350のプレエコ 全席間に電動プライバシースクリーン

  • 2026年9月7日
エミレーツ航空

 エミレーツ航空は、新たに受領するエアバスA350型機に、フルハイトの電動プライバシースクリーンを備えた新しいプレミアム・エコノミークラスシートを導入する。座席自体も同社のプレミアム・エコノミーとして初めて完全電動式とし、上位クラスに近いプライバシーと快適性を打ち出す。

 A350のプレミアム・エコノミーは2-3-2配列の28席。座席幅は20インチ、シートピッチは最大39インチとした。プライバシースクリーンは座席のコントロールパネルから上下させ、任意の高さで固定できる。休憩や食事、仕事など利用場面に応じて隣席との間を仕切ることができる。

 座席も電動で調整でき、ラウンジモードやミールモードなどを設定。Safran Seatsが開発した「U-Dream」ヘッドレストやレザー製フットレストも備える。

 機内でのデジタル環境も強化する。プレミアム・エコノミーでは同社初となるワイヤレス充電に加え、各席にUSB-Cポートとスマートフォンホルダー付きトレイテーブルを装備。機内エンターテインメントシステム「ice」は13.3インチの4K HDRタッチスクリーンで提供する。A350では機外カメラについても、従来の前方、下方に加えて左右方向の映像を提供する。

 エミレーツ航空は2022年にプレミアム・エコノミーを導入し、A380やボーイング777型機の改修、新造A350の投入に合わせて対象路線を拡大してきた。日本路線では成田、羽田、関西の3空港発着便でプレミアム・エコノミーを提供している。2026年5月以降は日本路線を週28便運航し、A380と777を組み合わせている。

 なお、今回発表した新シートは新たに受領するA350への導入が予定されているもので、現時点で日本路線への投入計画は発表されていない。エミレーツ航空はA350の就航都市を順次拡大しており、2026年には欧州やアジア、アフリカなどでも投入を進めている。