エアトリ、約17.4億円の自己株取得を終了 将来のM&A対価への活用も

  • 2026年9月1日

 エアトリは8月28日、5月に決議した自己株式の取得を終了したと発表した。取得した自己株式は累計207万8800株、取得価額は17億3994万4500円となった。

 同社は5月15日の取締役会で、250万株を上限に自己株式を取得することを決議していた。取得価額の上限は17億4000万円、取得期間は5月18日から9月30日までとしていた。

 今回、取得株数は上限の約83.2%にとどまった一方、取得価額は上限額にほぼ到達したことから、予定していた取得期間を前に終了した。8月1日から28日までだけでも120万6400株を10億2028万8700円で取得した。

 エアトリは自己株式取得の目的について、株主還元に加え、将来のM&Aの対価の一部として活用することなど、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を挙げている。

 同社は事業ポートフォリオの拡大を進めており、2026年9月期第3四半期時点では、今期累計7件のM&A・資本業務提携を実施している。自己株式についても、今後の事業拡大に向けた資本政策上の選択肢として、その活用が注目される。