オークラホテルズ&リゾーツはこのほど､ラッフルズ･インターナショナルと包括提携に向けた覚書に調印した｡オークラは今回の提携について「自社にとってはラッフルズが持つ欧米の顧客の取り込み､ラッフルズは日本におけるブランド知名度向上と､相互ともメリットが得られる」と説明した｡提携内容はそれぞれの強みを生かした共同によるホテル開発･運営､マーケティング･プロモーション､購買･調達などの3つで､FGP会員ポイントの相互乗り入れ､共同販促活動は今年夏をめどに開始する予定｡また､決定事項ではないが､両社の予約やマーケティング機能に関し集約することもあり得るという｡