ソルメリア、バリとハノイからミッションが来日、日本客誘致を強化

  • 2005年5月13日
 ソルメリア・ホテルズ&リゾートのアジア・パシフィック地区バイス・プレジデント兼メリア・バリGMのリチャード・カスタネーダ氏が来日、バリを含めたアジア地区の動向と今後の営業展開について語った。昨年9月以降、バリを訪れる日本人は減少、今年第1四半期の同ホテルの稼働率は5割超であったが、旅行需要の回復に伴ない第2四半期は7割程度の稼動を想定している。日本人の平均滞在日数は約3日間と短いため、モノステイだけでなく香港に滞在した後バリを訪問するツアーなど、複数のデスティネーションを組み合わせたプロモーションを行ない、さらなる短期滞在型の需要増を図る。
 合わせて、メリア・ハノイの日本人ゲスト・リレーション兼セールス・マネージャー武田耕造氏が同ホテルを紹介。同ホテルはハノイ市内のフレンチコロニアルの雰囲気が残るショッピング街に位置する。今年6月29日から日本航空(JL)とベトナム航空(VN)が成田/ハノイ間に直行便を就航するため、多くの日本人客の増加を見込む。ハノイは雑貨を目当てに訪れる若者を中心に旅行客数を伸ばしているが、独特の街の雰囲気をアピールするマーケティング活動を行ない、熟年・シニア層誘致を狙う。