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ラッフルズ、スイスホテル買収から1年、知名度向上が課題

  • 2005年4月21日
 ラッフルズ・インターナショナルは昨年1月のスイス・ホテル買収に伴い、所有ブランドをラグジュアリー・カテゴリーの「ラッフルズ」とデラックス・カテゴリーの「スイスホテル・マーチャントコート」の2つに区分、現在、ホテルの知名度向上を目標に積極的な営業活動を行なっている。そのため、このほどシンガポールの4ホテルからセールス・マネージャーが来日、各ホテルの最新情報を提供した。
 シンガポールにある同社のホテルはフラッグシップの「ラッフルズ・ホテル」と「スイスホテル・マーチャントコート・シンガポール」、そして今年1月からウェスティン・プラザとウエスティン・スタンフォードの運営を受託した「ラッフル・ザ・プラザ」と「スイスホテル・ザ・スタンフォード」の4つである。「ラッフルズ・ホテル」は115年の伝統を重んじた格調高いファシリティが魅力。「スイスホテル・マーチャントコート」はビジネス客に人気の機能的なホテルで今年秋にはホテルのそばに地下鉄駅が開設し、交通の便が非常に良くなる。「ラッフル・ザ・プラザ」はモダンな内装、「スイスホテル・ザ・スタンフォード」はランドマーク的な高層ビルのホテルで、隣接する両ホテルはお互いのレストランをルームチャージで利用することが可能だ。各ホテルの宿泊者のうち、日本人のシェアは10〜13%とホテル運営の面で良いバランスを保っているが、シンガポールの訪問者数の日本人割合を考えると15%くらいにまで増加させたいという。
 なお、4月1日からラッフルズ・インターナショナルの予約電話番号が開設した。予約はTEL(0120-55-8150)へ。