ヒルトン･リゾーツ･ハワイはこのほど､旅行会社社員対象のセミナーを､オアフ観光局､ハワイ観光局､マンダラ･スパ､ヒルトン･グランド･バケーションズ･クラブなどと協賛で開催した｡ヒルトン･リゾーツ･ハワイの総支配人ピーター･シャール氏は「テロ後､日本人客は大きく落ち込んだが､現在では90%までに戻ってきた｡しかし､より一層のキャンペーンを行なって6月終わりには95%以上に､今年末には例年並にまで持っていきたい」と語った｡
　ヒルトン･ハワイでは夏に向けてさまざまなイベントを行なう｡例えば､ヒルトン･ハワイアン･ビレッジでは､来年の春に日本で公開するディズニーアニメ映画「リノとスティッチ」のキャラクターが7月19日から9月4日の毎週月･水・金曜日の朝食時に登場｡朝食代金を払えば誰でもきぐるみのキャラクター達と写真撮影したり遊んだりできる｡また､7月24日には｢サマー･カーニバル」を実施｡これはハワイ観光局がすすめる「サマー･プロモーション」の一環で､日本と縁日とアメリカのカーニバルがあわさったようなイベントだ｡会場では金魚すくいや焼きそばの屋台やホットドック売店が出店し､盛大なカーニバルが行なわれる｡
　一方､秋にはウエディングを強化｡式場への誘導やウエディングに関わるアレンジ､結婚式後のパーティまで､ウエディング客と手配した旅行会社をサポートする「ウェディングコーディネーター」を採用､現在は秋の本格的な導入に向けてトレーニングを行なっているという｡