「好きな時間に利用できる」インターネットが旅行を決めるきっかけに

  • 2005年4月8日
 JATAが消費者モニターに対して行ったアンケート(回答数1135人)によると、旅行関連サイトを見たことがきっかけで旅行に行くことを決めた経験がある人が全体の52.6%と半数以上であった。旅行関連サイトを見て旅行先を決めた経験がある人もやはり52.2%と半数以上にのぼる。特に海外旅行計画時に使われるサイトは旅行会社のサイトが42.6%と最も多く、旅行関連総合情報サイトが16.1%、政府観光局や観光施設のサイトは14.1%という順であった。
 海外旅行の情報収集で最も良く使われるのはパンフレットで33.9%、次いでインターネットが23.8%、旅行会社のカウンターは6.6%、一般雑誌は3.8%と少数であった。パンフレットとネットのメリットを比較すると、ネットは「好きな時間に利用できる」が35.2%とパンフ(10.1%)に比べ優位なものの、「比較・検討しやすい」についてはパンフが30.1%であったのに対し、ネットは8.5%で、今後の改善が課題となる。
 また、ネットのでも申込みに対して「何らかの不安を感じる」との回答は75.7%で、手続き完了確認や個人情報漏洩に対する不安が多い。意外にも年配の人よりも若い女性に不安を持っている人が多いことも分かった。