藤田観光とワシントンホテル、業務提携で顧客基盤を相互拡大

  • 2026年2月15日

 藤田観光は12日、ワシントンホテルと業務提携契約を締結した。両社は「ワシントンホテル」ブランドの商標を共同所有しており、ブランド価値の向上と企業価値の最大化を目的に、協力関係を一段と強化する。

 今回の提携は、顧客属性の共通性や地域的補完関係を背景に、両社の強みを相互に生かす体制を構築するもの。藤田観光のWHG事業の成長戦略においても、ワシントンホテルは重要なパートナーと位置付けられる。今後は顧客利便性の向上と会員基盤の拡充を軸に、具体的な施策を段階的に実行していく方針だ。

 その第一弾として、2026年4月1日から会員プログラムの相互利用を開始する予定だ。藤田観光の会員は、ワシントンホテルが全国で展開するワシントンホテルプラザおよびワシントンR&Bホテルの全43施設を予約可能となり、ポイント付与や各種会員特典を利用できるようになる。一方、ワシントンホテル側の会員も、4月1日から藤田観光の直営18施設を対象に予約受付と特典提供を開始する予定となる。

 加えて、両社は株主優待制度の相互利用についても協議を進めるほか、物品調達や業務委託の効率化、DX活用によるオペレーション改善など、幅広い分野での連携を検討する。共同ブランドとしてのスケールメリットを追求し、コスト最適化とサービス品質向上の両立を図る考えだ。