誕生400年のニューヨーク市、不変の魅力と最新アクティビティをレポート
歴史といえば、今回の視察でできた特別な体験が忘れられない。なにしろ、ヤンキースタジアムであのベーブ・ルースが実際に使用したバットとイチローのヘルメットを持って記念撮影させてもらうことができたのだった。
ヤンキースタジアムには、ワールドシリーズ制覇のトロフィーや名選手のユニフォームなどファン垂涎の展示品の数々でニューヨーク・ヤンキースの歴史を紹介するニューヨーク・ヤンキース・ミュージアムがあるが、今回の体験はそこでの一コマで、野球にそこまで興味がない人でも気分が上がること間違いなし。旅行会社としてお客様に同様の体験をアレンジすることも可能とのことで、スタジアムツアーと合わせてインセンティブツアーなどでも忘れられないアイコニックな体験となるはずだ。
また、アメリカ自然史博物館も訪問。2021年にオープンした宝石と鉱石の展示ギャラリー「Allison and Roberto Mignone Halls of Gems and Minerals」では、世界最大のスターサファイア「スター・オブ・インディア」をはじめ98ヶ国から集められた5000点以上を見ることができたほか、巨大隕石の衝突で絶滅した恐竜と生きのびた生き物たちに光を当てた新しい常設展示「Impact: The End of the Age of Dinosaurs」も見学した。
さらに20世紀初頭の建物に入る美術館、フリック・コレクションではフェルメールやレンブラント、ホルバイン、ルーベンス、マネ、モネ、ターナーなど名だたる画家の名画を鑑賞。フリック・コレクションは5年に及ぶ大規模なリノベーションを経て昨年4月に再オープンしており、2階が初めて一般公開され展示スペースも大幅に拡張している。
このほか今回は、ニューヨークの歴史を形づくる重要なピースであるヒップホップについてその黎明期を知る「ハッシュ・ヒップホップ・ツアー」にも参加。ブロンクス地区の治安が悪化し道を踏み外す子どもも増えていった1970年代に、「Peace(平和)」「Love(愛)」「Unity(調和)」「Having Fun(楽しむこと)」を理念にDJ、ラップ、ブレイキン(ブレイクダンス)、グラフィティの4要素からなるヒップホップのカルチャーがどのように誕生したかを学ぶことができるツアーで、ブレイキンの体験など楽しい仕掛けも盛り沢山。ブロンクスでは2026年のうちにヒップホップのミュージアムも開業予定という。








