ユナイテッド航空、737MAX8をグアム拠点に導入へ 日本発路線の快適性強化

ユナイテッド航空は、グアムを拠点とするボーイング737-800型機を新型の737 MAX 8へ順次置き換えると発表した。2026年2月から投入を開始し、日本を含むアジア・ミクロネシア路線での顧客体験を大幅に向上させる狙いだ。
対象となるのは東京、名古屋、大阪とグアムを結ぶ路線をはじめ、成田・羽田からサイパンやセブ、高雄、ウランバートルなどへの便で、今後新規就航するパラオ線にも順次投入される予定だ。
新機材の737 MAX 8は、ビジネスクラス16席を含む最大166席を装備し、全席にモニター、USBポート、Bluetooth接続機能を搭載する。加えて、乗客全員分の手荷物を収納できる大型オーバーヘッドビン、足元スペースを広げた座席、有料Wi-Fiなどを備え、従来機材に比べ快適性が大幅に向上する。さらに、LED照明によるモダンな機内空間や、1400以上のオンデマンドコンテンツを揃えたエンターテインメントシステムを提供する。
今回の機材更新について、同社アジア・ミクロネシア地区営業担当の桐山謙一支社長は、米国本土との乗り継ぎを含めシームレスな旅行体験の実現を目指すものだと説明している。