アルゼンチン / 全国労働者組合、4月10日にストライキを実施予定‐続報 (在アルゼンチン日本国大使館発出情報)
既にご案内の通り、アルゼンチン全国労働者組合・CGTは、政府の経済政策に対する抗議活動の一環として、2025年4月10日(木)にストライキを実施いたします。
このストライキにより、空港のオペレーションに支障が出ると想定されており、
ラタム航空やアルゼンチン航空は、発着時間・運航日の変更を発表しております。
* ラタム航空 https://www.latamairlines.com/cl/es/prensa/comunicados/grupo-latam-paro-argentina
* アルゼンチン航空 https://www.aerolineas.com.ar/informacion-vuelos-9-y-10-abril
同時期にアルゼンチン発着のフライトをご利用予定の方は、ご利用の航空会社に最新情報を確認されることをおすすめいたします。
また、本件に関し、在アルゼンチン日本国大使館が注意喚起を発出しておりますので、以下にお知らせいたします。
【注意喚起】4月9日(水)・4月10日(木)、国内全土でのゼネラルストライキの予定
1) 国内最大の労働組合連合である「労働総同盟(CGT)」は、4月9日(水)正午から4月10日(木)深夜24時にかけて、36時間のゼネラルストライキを行うよう各業界の労働組合に呼び掛けています。
現在までに、公共交通機関(路線バスを除く)、運送業、公務員、銀行、教育機関等の労働組合が参加を表明しており、当日は広範な社会サービスの停止・乱れが予想されます。
特に、地下鉄、列車、タクシー、航空便等(国際線含む)の輸送機関の利用が難しくなることが見込まれますのでご注意ください。なお、路線バスは本ストライキには参加しないため、通常どおりの運行となる予定です。
2) 上記に加え、運送業の労働組合もゼネラルストライキへ参加を表明していることから物流が滞る可能性があり、スーパーマーケット等において日用品が一時的に品薄になることも考えられます。
さらに、労働組合がゼネラルストライキへの参加を表明していない業種についても、当日職員が出勤出来ずに臨時休業となる可能性があります。こうした二次的な影響についても考慮したうえで、必要最低限の生活必需品を備蓄しておくなど、各家庭で必要な対策をとるようにしてください。
3) また、「労働総同盟(CGT)」は、ストライキ実施中に行われる4月9日(水)夕方の退職者によるデモ活動への合流も呼び掛けており、労働組合、社会活動家、人権団体、左派系政治団体等が合流することが見込まれていますので、連邦議会議事堂及びその周辺にはくれぐれも興味本位で近づかないでください。
また、情報収集を行いながらご自身の安全確保に努めてください。
4) 3月12日(水)に、退職者によるデモ活動が過激化・暴徒化し、治安部隊と激しく衝突して多数の負傷者・逮捕者を出す事案が発生した後、ミレイ政権への反発を強める労働組合、社会活動家、人権団体、左派系政治団体等の活動が活発になっています。
今後当面の間は、大規模なデモ活動がより頻繁に実施される可能性が高くなっていますので、普段よりも注意深く情報収集を行い、ご自身の安全の確保を図るようにしてください。
5) 当館HPに治安情勢「デモ多発地域」を掲載しております。デモ活動が頻繁に行われる場所・通りを紹介していますので、デモ活動を回避するための参考としてご活用ください。
→ https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/InfoSeguridadJP.html
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会