「誇れる仕事を」、東武トップツアーズが2025年度入社式を開催

東武トップツアーズは4月1日、東京都墨田区の東武ホテルレバント東京にて2025年度の入社式を実施し、新入社員108名が新たな一歩を踏み出した。
式典では、百木田康二社長が新入社員に対し、困難な時代を乗り越えて同社を選んだ姿勢に敬意を表しつつ、「東武トップツアーズの看板を背負う一員であることを自覚し、誇れる仕事をしてほしい」と激励した。
続けて、百木田氏は旅行業界を取り巻く厳しい環境を背景に、会社が人員削減や給与カットを行わずに経営を継続してきた実績を紹介。加えて、昨年に独占禁止法違反で行政処分を受けたことに触れ、「コンプライアンスをすべての指針の前提とした経営を徹底する」との姿勢を示した。
さらに新入社員に対し、「自己実現の場として会社を活用してほしい」「困ったときには周囲を頼ってほしい」「観光業が日本の基幹産業であることに誇りを持ち、変化に挑戦してほしい」という三つのメッセージを送った。
今後、新入社員は研修を経て、4月中旬までに各部署へ配属される予定だ。