アイスランド / レイキャネス半島、火山情報 (再び噴火発生)
日本時間2025年4月01日(火) 18:45頃、アイスランド南西部のレイキャネス半島にて、再び噴火が発生いたしました。
噴火は、想定されていたエリアで始まりましたが、その後、噴火と溶岩の流れは下火となっています。
※現地時間 4月01日に現地気象庁が出した情報
https://en.vedur.is/about-imo/news/new-magma-instrusion-on-sundhnukur-crater-row
※地図
https://en.vedur.is/media/uncategorized/hraun01042025_iceye.png
※現地 ライブカメラの映像
https://www.youtube.com/watch?v=Bqudj0x0POA
https://www.youtube.com/watch?v=faH3xrKyP_o
これを受け、ブルーラグーンは現地時間4月01日から4月02日 15:00まで営業中止を決定し、4月02日 15:00の時点で、以後の営業について告知を行う予定です。
現在、アイスランドにご滞在中の方、また近日中にアイスランドへのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
また本件に関し、在アイスランド日本国大使館が注意喚起を発出しておりますので、あわせてお知らせいたします。
【大使館からの注意喚起】 アイスランド南西部における火山噴火 (8回目)
現在、当局が噴火の規模や被害の有無を調査中ですが、事前の予測では、今回の噴火が一連の噴火で最大規模のものとなる可能性が指摘されており、既に近隣にあるグリンダヴィクの街や温泉施設ブルーラグーン、スヴァルツエンギ地熱発電所などは退避措置がとられ、これらの場所や施設は閉鎖されています。
また、当局により噴火地点付近への立ち入りも規制されています。
現場付近に近づいたり、近隣道路(特にレイキャビクとケプラヴィーク空港間の道路)上に立ち止まって噴火活動を見学するなどの行為は、緊急車両等の活動の妨げになるだけでなく交通事故などを誘発する畏れもあるため、そのような行為は控えて下さい。
なお、現時点で噴火によるケプラヴィーク国際空港への影響はなく、平常通り運航している模様ですが、空港ホームページや航空会社などから最新の運航状況を確認するようにしてください。
また、風向きが南東から北西へと向かう場合、レイキャビク市内にも火山ガスが到達する可能性があります。火山ガスには主に二酸化硫黄や二酸化炭素が含まれており、喉の痛み、咳、呼吸困難、目の痛みなどが発生することがありますのでご注意ください。
被害の状況や交通機関及び各施設への影響は、噴火の状況により刻一刻と変化していくことが予想されますので、関係当局や報道等をこまめに確認し、最新情報の入手に努めてください。
* 当館ホームページ
https://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/volcano.html
* アイスランド気象局
https://en.vedur.is/about-imo/news/a-seismic-swarm-started-north-of-grindavik-last-night
* アイスランド国民保護・危機管理局
https://www.almannavarnir.is/
* アイスランド捜索・救助隊
https://safetravel.is/
* ケプラビーク国際空港
https://www.isavia.is/en/keflavik-airport
※在アイスランド日本国大使館領事部 / Consular Section, Embassy of Japan in Iceland
住所:Laugavegur 182, 105 Reykjavik